6月16日(土)から17日(日)は、三重県菰野町にてデフフットサル男子日本代表候補選手による合宿が行われ、今回も弊社スポーツ支援の一環として田中が同行し、選手をはじめスタッフや関係者への通訳としてサポートを行いました。
初日は地元小学校を訪れ、生徒達に「デフの世界」の体験を通じて交流をはかり、音のきこえない選手たちのプレーも観ていただきました。。
オフィシャルジャージ、ポロシャツに身を包むと、自然と気持ちも引き締まりますね。
地元のテレビ局が来訪し、取材をしてくださいました。
こども達の反応って、素直でかわいらしいですね。
2日目は体育館にて、地元のフットサルチームとのトレーニングマッチを開催。
石原町長も激励にお越しいただきました。
試合開始前に戦略や戦術の確認を綿密に行います。
トレーニングマッチの相手は健聴者です。試合中、デフの選手達は補聴器を外すため、細かな音も拾えなくなります。
試合の合間に戦術面の確認や、細かな修正、調整をはかります。
監督と同じ目線でコート内の戦況を見つめ、監督が何を見、何を感じ、そして何を考えているのかを常に意識する必要があります。
監督以外のスタッフもサポートします。
選手達は球際ギリギリのプレーも全力でいきます。
日の丸を背負うということ。その重みが、選手の表情からも充分に伝わってきます。
合宿を重ねるごとに、選手ひとりひとりの「日常における意識の差」が、合宿中のパフォーマンスの差として明確に表れてきています。
日頃から何のために何を意識し、如何に取り組み、そしてそれをどれだけ継続しつづけられるのか。
自分自身を高めるためには、フットサルのみならず全てのことに共通する課題であると感じます。
次回合宿は7月14(土)から16日(月)まで大阪にて開催です。