平成29年11月3日から5日の3日間、大阪府内にてデフフットサル日本代表選手団による合宿が実施されました。
スポーツ支援の一環として、弊社から田中(画像中央)が通訳として参加しました。
デフとはろう者(聴覚に障害のある方)、つまり耳で音をひろうことが困難で生活全般に制限のある状況にある人たち(画像白のユニフォーム)のこと。
デフフットサル日本代表選手団とは、デフで構成された代表選手と、健聴者の監督(画像右側紺のベンチコート)やそのほかスタッフで構成された「一般社団法人日本ろう者サッカー協会(JDFA)」に所属する団体のこと。
この、デフと健聴者で構成される選手団で言葉の橋渡しとなるのが「通訳」で、弊社スポーツ支援事業の一環としてサポートさせていただきました。
監督(画像右:川元 剛氏)の選手への戦術解説や指示は、発語による一般言語で行われるためそのほとんどが選手たちには届きません。そこへ通訳(画像左)が介入することで、選手たちは監督の表情と通訳の手話言語で、監督が伝えたい気持ちや内容を理解していきます。
通訳は監督と常に行動を共にし、選手との橋渡しとならなければなりません。
監督が何を見て、何を考え、何を伝えたいのか。そして、一方で選手は何を感じ、考え、また監督の言葉をどのように受け止め、どこまで理解しているのか。常に全体を捉え、細かなところへも意識していく必要があるため、高い技術と、心身ともに多くのスタミナを要求されます。
DSパートナーズはスポーツ支援事業の一環として、今後も継続して「デフフットサル日本代表」をサポートしていきます。
ちなみに・・・。
この日、
日本ソーシャルフットボール協会(JSFA)所属の日本代表チームとテストマッチを行いました。その時の様子が日本サッカー協会(JFA)のホームページにも掲載され、障害のある方たちのフットボールの認知度を高めるための一助にもなったかと思います。
個人的には、協会理事の真庭大典さんとの再会も果たすことができ、硬い握手を交わすことができました。
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JFA掲載「ソーシャルフットボール日本代表、5月のDREAM WORLD CUP 2018で連覇を目指す」記事
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JFA掲載「デフフットサル男子日本代表候補、強化合宿でソーシャルフットボール日本代表候補と対戦」記事
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一般社団法人日本ろう者サッカー協会ホームページ